[コメント] 火の鳥 鳳凰編(1986/日)
場面々々では印象的なカットが観られるも、贅肉を削ぎ落としすぎて展開があっさりしすぎ。
原作からキャラクター設定とストーリーのエッセンスを抜き出し、予定された尺(約 1 時間)に合わせてストーリーが再構成されているため、原作とは同名異作と云える仕上がりとなっている。よって、原作に込められた《輪廻や運命をめぐる葛藤》と云ったテーマは稀薄であり、表層をなぞっただけとの印象を受ける。
手塚ファンとしては、手塚作品の映画化と云う企画自体はうれしく思うが。‥‥
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