[コメント] アイズ ワイド シャット(1999/米)
映画中ずーっとニコール・キッドマンみたいに綺麗すぎる人は、女優として損なのか得なのか考えていた。
**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。
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たぶん、損なんじゃないかと思う。
劇中、二コールがでっかい欠伸をするシーンがあるのだけど、さすがの麗人もありゃっという感じにブサイクになっていた。しかし、欠伸をし終わると完璧に美しい顔に戻る。泣いていても、笑っていても美しい。 元々この人は演技が上手く見えない。酔って大笑いするシーンを見ても、ものすごくうそ臭く見えてしまう。
女優さんは、通常は美しさが70%位で、ここぞっていうときに光り輝く位の方が、見る人をひきつけるような気がする。『セーラー服と機関銃』で監督が薬師丸ひろ子に、キメの時以外はブスに映って良いと言ったのが納得できる。『めぐりあう時間たち』では、その辺のことが分かったのか、人から言われたのか、つけ鼻メイクをしたのではないか。実在の人物に似せるという効果以上に、自分の美貌を落として、演技力を見てもらいたかったのではないだろうか。
トム・クルーズだって、ニコールに負けず劣らず整っているが、異性としての贔屓目か、こんな感じの人いそうな気がすると思ってしまい、ずっと点数は甘くなってしまうのだ。
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