確かに、「まさにハッピーエンド」だが、ぐじゃっとしたハッピー。サイマフ氏の『アンダーグランド』でのコメント・例えるなら闇鍋（ちなみに極楽鍋ってどんなのを言うの？）。まさにその通りの映画であった（って、映画が違うけど）。一瞬、表コメントをコピペしようかとも思ったわけだ、やめたけど。『アンダーグランド』の喧騒とした部分を抜き出して、政治的・人種的な部分を削除して、更に騒がせた感じの映画だった。みんなみんな濃い。濃い味の鍋。だし汁はロシア石油で家鴨肉と豚肉と山羊肉と猫肉と太っちょ女の固い尻肉と向日葵のごった煮にトッピングとしてテントウムシ、つけダレはう●ちダレ。口の周りをふくのにも家鴨を使おう。食うのにもかなり体力が要る。騒ぎっぱなし。歌いっぱなし。踊りっぱなし。走りっぱなし。それがロマ人だと言われればそれまでだが、ちょっと体力のない時は辛い。そんな時に映画を見るなってのも正論だが、見てしまったのだ。人生そんなものだ。でも、こんな時はゆっくりじっくり『萌の朱雀』だったか（わたしは１点）？

で、体力のないワタシは何十分か過ぎにゴットファーザーのように息が切れる結果に。さらに数十分、気を失った後、神の力によって復活したわたしは、初めから見直して（ただし、２倍送り）、ようやくバカ親父がダダンに騙された辺のスジを理解できた。っつーか、アラスジを理解する必要のない映画だったか？でも目覚めてから、酸素とアルコールを充分に補給したピロQは、後半楽しく過ごした。「踊り続けるなら９０分までが３０男の限界である。」法則を適用させてもらおうと思う。よって２回に分けて見たのが功を奏するという、映画ファンに怒られそうなパターンで逆に高評価につながった。いや、酔ってから見た方が楽しかった、と言うべきか？

あと、『カサブランカ』。実は見てないんだが、それは評価に影響するんだろうか？疑問がいっぱい。しまった。闇鍋にはこれも含まれていたか！

闇鍋に対するあなたのコメント………「３年前にやった闇鍋の方がおいしかった。」「途中で入れたマフィアスープが美味しかった」「じじいの種がおいしかった」「胃が痛くなった」「においが凄かった（と思う）」「今度は野菜も入れたい」「そこそこ美味しかった」