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[コメント] 1999年の夏休み(1988/日)

サナギの痛み。プラトニックにイデアを見出そうとする幼少期の少年の感覚は、思春期にあって断末魔の高揚を見せる。これを少女の肉体に仮託するのは一理だが、反比例して難しくなるはずの芝居を(吹き替えを要しながらも)回避せず、むしろ語るべきを台詞で放ちきった演出の力。
(★5 kiona)

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