映画は見て楽しむ人と世界に入って楽しむ人がいると思うけど、おいらは後者のほうです。　一人また一人と仲間が減っていくだけで、けっこうショックを受けてしまう。特にスイッチ（白い服の女）が死んだときは一目で気に入ってただけに、自分の仲間がいなくなったかのように暗い気分になった。

勝ち目のない強敵。　減っていく仲間。　低くなる勝算。　助けたい仲間。

これだけあれば冒険心というか少年心をくすぐるには十分じゃないか？ そこにカンフーというジャパンティストが加わり、映画はレベルの高さを重ねる。

最後はさすがにちょっと強くなりすぎのネオだけど、あれだけやればかえって爽快。

と書きながら映画の世界にのめりすぎだなと感じるおいらでした。