[コメント] 地獄門(1953/日)
浮き立ち、画面から立ち上がってくるこの「色」の凄さ!!
お話しは・・・・滅私奉公っつーか、貞女は二夫にまみえず、っつーか、話はイカニモ古くさくて、見てランナイ・・・(T_T)
全てが王朝風の「のんびり&マッタリ」のリズムで語られるので、段々飽きてくるのが残念。 同じ長廻しでも溝口健二とは全然違う。
溝口健二は役者を追いつめてギリギリまで精神を消耗させ、役者の皮を剥ぎ取り、生身の人間としての本質を剥き出しにするような演出を手に入れるための長廻しであるが、この衣笠貞之助の場合、むしろ、役者を完全に制御し、自分の思うままに動かしているような印象を受ける。
ソレがこの映画に画面の中に登場人物がチンマリと収まって見える事の所以かしら?
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