[コメント] ナンニ・モレッティのエイプリル(1998/伊=仏)
映画を見終った人むけのレビューです。
これ以降の文章には映画の内容に関する重要な情報が書かれています。
まだ映画を見ていない人がみると映画の面白さを損なうことがありますのでご注意下さい。
朝の5時に起きて、洗濯して、台所の大がかりなお掃除をしながら、ラジオのイタリア語講座を聞いていたら、この映画にちょっとだけ触れていました。
次のオリンピックの頃には40だよ、おい…と、毎日自分にツッコミを入れる今日このごろ、気休め程度にリンゴ酢と蜂蜜のドリンクを毎日飲んでいます。が、気休めどころか結構効いているようで、朝の5時に起きて5時間動き続け、汗だけ洗い流してから、休みもせずに「倒産市」に行ってフードプロセッサーを買い、ついでになぜか売っていた海鮮丼を買って車中でランチし、その後、レンタル店へ行ってひっつかんだのが、この映画のDVDでした。この時点(午後1時ごろ)でも全く疲れを感じず、映画も家に帰ってからすぐに見ました。
1時間20分弱のこの作品、うるわしいラストシーンをしっかりと目に焼き付けてから、気がつくと、気持ちよくお昼寝の状態に突入です。疲れを感じなくなるんじゃなくて、疲れを感じることを先送りできるようになるのが、あのドリンクの効用なんだと思い知らされつつ、ラブリーでさわやかな映画の印象を胸に抱いてまどろみました。
とりあえず、ベスパの手放し運転で紙ふぶきを散らすような元気な中年を目指します。
ところで、これを読んでくださった方で、2つ目のパラグラムを見て、「これくらい、どっこもハードじゃないじゃん」と思った方、あなたは誰がなんと言おうとお若い。おばちゃんはもう、「夜通し飲んで騒ごうぜ」というフレーズを聞いただけで、ゲーッとなるほど疲れています。
2004年8月上旬、自宅にて鑑賞
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