[コメント] 惑星ソラリス(1972/露)
哲学的と言うよりは、午後1時半くらいからの昼メロ。
ソラリスの海と言うよりは、津軽海峡冬景色
まず、始めに思った事、何だか日本語を喋っているロシア人が・・。 (日本語吹き替え版を借りたらしい・・・)
いや、この作品金字塔みたいな呼び声高いので楽しみに見始めたのですヨ。
ところが、アホ臭い理屈ばっか。 愛がどうの、昔どうしたの、そういう事全て、セリフで見せようとしやがる。
だからもう見てて辟易しまくり。 (もっと言葉少なに、映像的に詩的に見せてくれるモノだとばかり思ってしました)
何だよ、この作品は、人と人ならぬ者の存在を示して、 人である事の本質的な意義を究めて主観的な立場で見て、 そしてその主観的なモノの見方を無限に広げ、限りなく客観的な目線の 物語になって言って、 高らかにその自分のアイデンティティを発見又は、回帰、又は虚無へ進化退行を見せてくれるのじゃないのかよ、とか思いました。
そんなこんなで最後にデカいオチが、
何だか、100分くらいで終わってやんのこの作品。 (・・何か160分あるらしいじゃないですか、実わ借りる方を誤ったらしい・・・)
ってワケで私には只の宇宙を舞台にした、お互いに傷のあった夫婦の邂逅としか思えなかったデス。
ソラリスの海は只の演歌っぽい津軽海峡冬景色、哲学的な事は 只のメロドラマって言うイメージだけになってしまいましたヨ。
ま、そんなこんなでワタシはソラリスの海と一体になりませんでしたとさ。
以上
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