[コメント] シックス・センス(1999/米)
ホラーではない。泣ける。深い感動。名作。
実は、ミョーに自分とオスメントが演じる男の子がダブってしまいました。(私も情けない顔してるって意味じゃないですよ。)家庭事情とか、学校で浮いた存在だったとか、年上の男性に懐いてしまうとか。別に霊は見えないけど、主人公の彼の気持ちはなんだか痛いほどわかって、例の”秘密”なんかどうでも良くなったカンジです。(最初は”秘密”を解き明かそうと血眼になったけどね。)
ヤクザな、アウトローな、汚い、情けない、品のない、だけど憎めない、というイメージのウィリスが、物静かで穏やかで、まるで優しい影のようにオスメントの側にいる。決して背は高くないけど、とっても大きく見えるウィリス。
正直に言うと、「ブルース・ウィリスが小児精神科医を演じる」という事を聞いて、
「あいつが!? ギャグだな、こりゃ。よし、笑いにいったろ。」
という、はなはだ不純な動機で映画館に足を運びました。(でもでも、これもウィリスが好きだからこそですよ。)それが、イイ意味に裏切られた。もう、裏切られっぱなし。
あんな父親が僕も欲しい。でも、それは叶わないから、あんな父親に、僕もなりたい。
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