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[コメント] ヘンリー・フール(1997/米)

私の場合、映像のハマる作品じゃないと、なかなか入り込めないんですけど、映像の美しさより、シナリオのテクの方が、上回っている以上、ストーリーに引き込まれてしまいましたね。 とにかく、脇役キャラ全員が個性的で、小さな笑いのネタ満載!!です。
よちゃく

**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。

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素性の全く知らない人間、「ヘンリー・フール」の正体が、段々と明らかになっていく〜(でもハナっから胡散臭いんですけどねえ)という手法が面白いです。

こういう夢想家ってけっこういますよね〜(偏見ですが男性に多いと思う)。 自分のコト過大評価してて、周りから白い目で見られてる人。                                                                      口ばかりで行動しない、偉人のごとく他人の評価に厳しい、悟ったかのような顔して人に忠告する、生活の為に働くのはイヤ、常々自分を理解しない世の中がおかしい!とほざく、等々。 

サイモンの、常に無表情なトコ、ゴミ収集業の仕事が楽しいというトコ、ちゃんと、母と姉(ともに無職)を1人で養ってるトコ(文句一つ言わずに)、お母さんや聖職者に対しても従順なトコ、等々。 なーんか可愛く見えましたよお。

おそらく、真面目で堅物のサイモンにとって、ヘンリーは、文学の先生ってより、「教祖」 のような存在だった(冗舌なヘンリーに洗脳された)と思います。 ただ、「教祖」 のメッキが剥がれていくのに従い、信用が薄れペテンに見えてきた所で、ヘンリーを見捨て、作家になるという、あの選択は正しいでしょうね。

ラストのサイモンの選択は、「感謝」 か 「友情」 どっちでもいいのですが、なんか納得できませんでした。

追記: サイモンの、家に帰るとすぐに、冷蔵庫を開けるクセ(何も入ってないのが、わかってても)、痛いほどよく分かります。

(評価:★3)

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