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[コメント] カッコーの巣の上で(1975/米)

自由への強い希求より、安易に管理される側に身を埋めてしまう事への警鐘として、現代人(つーか自分)にこそ必要な映画かもしれない。
ざいあす

**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。

これ以降の文章には映画の内容に関する重要な情報が書かれています。
まだ映画を見ていない人がみると映画の面白さを損なうことがありますのでご注意下さい。







最寄り駅の近くにあるんです。英語でいうと「ラブリーホスピタル」みたいな精神病院が。昔、車で付近を通ったら、パジャマ姿で道をフラフラ歩いている人がいました。脱走でもしてきたんでしょうか?怖かったです。

法律上は、電気療法とか虐待が禁止されたとしても、何が起こっているかは外部の人にはわかりません。この映画と、あの「ホスピタル」で精神病院恐怖症になりました。

それはともかく、賛否両論あるラストですけど、チーフの行動はやはりあれでいいんじゃないでしょうか。マクマーフィを殺しちゃったのはまさに尊厳死という選択だったろうし、脱走は「逃げ」というより、「解放」、「旅立ち」というファンタジックな描写だったので感動しました。「ショーシャンク」みたいに解き放たれた爽やかな解放感ではなく、悲しい余韻を含んでいるところが良いと思います。

(評価:★4)

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このコメントを気に入った人達 (1 人)poNchi[*]

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