[コメント] 刑事コロンボ 構想の死角(1971/米)
凡人、一世一代の悪あがき。
**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。
映画を見終った人むけのレビューです。
これ以降の文章には映画の内容に関する重要な情報が書かれています。
まだ映画を見ていない人がみると映画の面白さを損なうことがありますのでご注意下さい。
最後に思わず「コレだけは自分の作」と告白するシーンを見つつ、凡人がごく稀にスゴイモノを生み出してしまうと、魔も差すのだろうかと。現実的な動機があるにしろ、自分の生み出したものへの偏愛がそうさせたようにも思える。複雑な後味。
久しぶりの再見。それにしても何とまぁイジワルなテイスト。コロンボの粘着質もさることながら、殺された目撃者の女も、笑い声から何から絶妙に神経に障る。音楽も然り。もしかしたらその後の妙に爽やかなテーマソングに、今まで騙されていたんだろうか?などと思ったり。
とりあえず今回は、意外に丁寧なスピルバーグの演出振りも堪能できたので、満足デス。
(評価:
)投票
このコメントを気に入った人達 (4 人) | [*] [*] [*] |
コメンテータ(コメントを公開している登録ユーザ)は他の人のコメントに投票ができます。なお、自分のものには投票できません。