[コメント] 刑事コロンボ 指輪の爪あと(1972/米)
地道な捜査と関係者の証言が上手くパズルとして成立しているからか、終盤でのアリバイ崩しが気持ち良い。犯行の動機・経緯と、犯人の人間性を組み立てていく作品の秀逸さも味わえる。ついでに初期コロンボのキャラクターも組み立てられていく
**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。
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地道に聞き込みをして、最終的にはコロンボ自ら犯人にトリックを仕掛ける。ミステリーの基本のようで、全く無駄がないから秀逸なんだな。
犯人も供述していたように計画的ではなく衝動的だが、逆にゆすられて犯行に及ぶにしては動機が弱いのかもしれない。しかしながら殺人を犯した「事実」があるわけで、探偵社の社長という地位、また夫人をゆすること(スパイにすること)によるメリットが大きいという要素がある。それを考慮すると犯人の人間性が見えてくるし、また「短気だった」という社員の証言にもあるように、その殺人が必然的に思えてくるから面白い。かなり緻密な脚本だと思った。
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