[コメント] マザー・サン(1997/米)
朽ちかけの家で朽ちゆく母を看取るのだが、この母が本当に死にゆく今際の際の幽体離脱手前に見え長回しの凝視が荘厳さを帯びる。息子は歪んだ冥界を彷徨うように山間を歩いて高台へ着く。広がる乳白色の海に汽船1艘の幽玄。静かな嗚咽が全てを物語るのだ。
( けにろん)
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