[コメント] タップス(1981/米)
何て無垢で切なくて悲しい名誉なんだろう。ベイシュ将軍を尊敬してやまなかった少佐になりたてのモアランドの気持ちが理解できて、泣けて泣けて仕方なかった。
**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。
映画を見終った人むけのレビューです。
これ以降の文章には映画の内容に関する重要な情報が書かれています。
まだ映画を見ていない人がみると映画の面白さを損なうことがありますのでご注意下さい。
脱走者が11名出た時。ウエスト中尉以下半数の生徒が投降した時。水が止められた時。電気が止められた時。ピアス大尉が火達磨になって負傷した時。ベイシュ将軍の死が告げられた時。チャーリーが射殺された時。ショーン大尉が暴走した時。そして、ラスト。
モアランドと同室の親友・カークランドの方がいい意味で「大人」だったのかもしれない。
でも、武装抗争なんて誰も望んでなかった。どうして理事会の人たちが話し合いにも応じてくれなかったんだろう。不思議でしょうがない。門の向こう側にいる分別のある筈の大人の方が戦争をしたがっているように見える。子供相手に装甲車やヘリ、挙句に戦車まで動員する必要なんてなかっただろうに。
晴れ晴れとした表情で行進する幕僚たちの顔が純真すぎて最後の最後まで悲しい映画だった。
(評価:
)投票
このコメントを気に入った人達 (0 人) | 投票はまだありません |
コメンテータ(コメントを公開している登録ユーザ)は他の人のコメントに投票ができます。なお、自分のものには投票できません。