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[コメント] リッチー・リッチ(1994/米)

カルキン君の行方
fiddler

「ホームアローン」で大成功を収め、高額ギャラを得るまでになった名子役、その名はマコーレー・カルキン君の映画だ。俺も留守番したいぞ!

 世界一の大富豪の子供で、召使いに囲まれて育ったリッチ−君。生まれときは、頭上に札がぶら下がったガラガラが回っている。下品極まりない大富豪一家である。大豪邸の部屋の2/3は入ったことがなく、迷子になったりのだ。

 そんなリッチ−君も、空き地で野球をしている子供たちと友達になりたかった。ところがみんなリッチー君を警戒する。そこでリッチ−君、みんなを家に招待することにした。家にはマクドナルドがあって、ご馳走し放題。庭にはクリスマスにパパに買ってもらったコースターがあったりする。そのときのカルキン君の表情ときたら、<カルキン生涯最高の笑顔。迫真の演技!>そりゃあ実生活でやってるんやからできて当然だろう。

 しかし物語はリッチ−が段々子供らしい心を知っていくという展開になっていく。「世の中にはお金で買えないものがあるんだ!」そう気付いたリッチ−君みんなと本当の友情を深めて、めでたしでめたし。そのときのカルキン君の表情ときたら、<カルキンのあんな不自然な演技見たことないぞ!>いくら名子役といえど、普通の子供を演じるのは苦手だったか。

 しかしこの映画、リッチーのリッチぶりに、本来パロディのはずが、あぁカルキン君ならありうるなと思ってしまうまでは、かわいい子供が知恵を振り絞って泥棒を退治していたのに、、、いきなり上のランクの生活を見せ付けられたらそりゃあムカツクってもんだろう。分かっている。高額のギャラを取っている子役だとは分かっているんだ。

 つまりそうなるともうどんなことをされても笑えなくなってくる。あんな究極の役をやってしまって、これから彼はどうなってしまうのだろう?と心配していた。ところがその心配は無用になってしまった。なぜならかれは本当にどこか分からないところへ行ってしまったからである。あぁカルキン君ありがとうそしてさようなら。

(評価:★3)

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このコメントを気に入った人達 (1 人)サイモン64[*]

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