[コメント] GO! GO! L.A.(1998/英=フィンランド=仏)
純情男の一途な愛。ダサくって精力貧弱でなおかつ非力なか弱きイギリス男の純愛物語。邦題悲しすぎ。『イギリスから来た男』ってのはどお?ダメ??
**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。
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ヨーロッパ人から見た、「至極アメリカ的なる変なモノ」の眺め大全。
しかし、この「変さ」を「映画めいた作り事だらけの街のせい」と看破したカウリスマキ監督の眼力や、さすが!
L.A.の書き割りみたいなの風景の中、作り事めいた偽物の人生を送る人々の姿をリアルに描いてみせるこの手つきの鮮やかさよ。
その中で、一段と輝き、「あ、友達になりたい」「なれるかも?」と思わせるヴィンセント・ギャロの存在。
モスもジュリーもバーバラも、そしてリチャードにも、その後、幸せな人生が訪れますように。
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