[コメント] GO! GO! L.A.(1998/英=フィンランド=仏)
一晩考えて、4→5点にしました。
**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。
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アキ・カウリスマキのファンにも嬉しい映画。細かい場面で、いちいちニヤニヤさせてもらえます。
モノトーンな墓地に、ひよこ色のコートを着たヒロインが訪れる冒頭は、本当に綺麗です。
どこもかしこも、私のストライクゾーンをかすめまくる映画でありました。ただ、結末が普通すぎて拍子抜けしてしまいました。私はヒロインに落ちぶれて欲しかったのだなあ。
しかし一晩考えてみたら、最後のヒロインのセリフ、「イギリスでも映画を作ってるんでしょ?」というのは、ものすごく深いような気がしてしまいました。ハリウッド映画やそれを取り巻く輩(最初に出てくるのはレストラン「ヤマシロ」のウェイターか)達への乾いた嘲笑、嫌気みたいなものが切実に現れているのではないかと思ってしまったりして。
あと、どうでもいいんですけど、ギャロが主役だと思って見た人は少し怒るんじゃないかと思います。
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