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[コメント] ゴッド and モンスター(1998/米)

自分は世の中では無能呼ばわりされていると思い荒んでいた若者と死が近いと悟った老監督が出会った 前半は、老人の性的嗜好に振り回されて、映画を観ている方も大笑いした。相手を信頼しようとするとすぐに 老人に裏切られる(?)若者の10年後の心の成長が描かれていて、そこに感動。ブレンダン・フレイザーもこの映画でタイプキャスト脱却か。
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死期が迫っている老映画監督の性的嗜好や、トラウマとなった戦争体験・子供の頃の家族の思い出がクローズアップされがちだが、 実際は老人の最晩年に庭師として家にやってきた若者(未来に希望が持てなかったのだった)の人間的な成長を描いた作品だという感想を持った。ゲイや、多様な「死を連想させるもの」の存在やモンスターなど、目を引く要素がたくさんあるが、映画の最後でテーマが違うところにあるとはっきり提示している。(2000.5月)

(評価:★4)

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