コメンテータ
ランキング
HELP

[コメント] 氾濫(1959/日)

増村保造作品らしく本能むき出しの人間が次々と登場する展開。
檸檬

**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。

これ以降の文章には映画の内容に関する重要な情報が書かれています。
まだ映画を見ていない人がみると映画の面白さを損なうことがありますのでご注意下さい。







夫(佐分利信)、妻(沢村貞子)はそれぞれ不貞をはたらきながら、その相手に裏切られ、ついでに娘(若尾文子)まで恋人に捨てられ、3人一斉に家庭へと戻ってくる皮肉は巧い。

ファンとしてはツライが、この作品での若尾文子の存在感は無いに等しい。

例によって、ラストショットが印象的(今回は巨大球体を背にしたキスシーン)。

(評価:★3)

投票

このコメントを気に入った人達 (0 人)投票はまだありません

コメンテータ(コメントを公開している登録ユーザ)は他の人のコメントに投票ができます。なお、自分のものには投票できません。