[コメント] 太陽に灼かれて(1994/仏=露)
権威や制度の危うさ。社会体制とは高邁な思想によって支えられているのではなく、生活者の日々の愛憎の集積であるという事実。だから体制は理性ではなく感情によって揺さぶられるのだ。何ものにも汚されていない少女ナージャと、その周りで蠢く情念の対比が不気味。
(ぽんしゅう)
投票
このコメントを気に入った人達 (0 人) | 投票はまだありません |
コメンテータ(コメントを公開している登録ユーザ)は他の人のコメントに投票ができます。なお、自分のものには投票できません。