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[コメント] I SHOT ANDY WARHOL(1996/米)

自分の論にあれだけ自信をもって革新的に突き進むヴァレリーの姿はすごい。
セネダ

普段から、普通じゃない彼女が一線を越えてしまったのは、自分の作品(=彼女そのものor自尊心)を汚されたから。

男性を初めから拒絶するのではなく、受け入れて嘲笑う姿。彼女にとって売春は、食っていく手段であると同時に、自分の研究のためのフィールドワークでしかない。フェミニズムを体当たりで論じているという点で、アナベル・チョン(『sex アナベル・チョンのこと』(登録申請中))を思い浮かべてしまった。観ている側からいえば、ヴァレリーもアナベルも痛々しい。

(評価:★4)

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