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[コメント] ドン・サバティーニ(1990/米)

ブランドが久々のマフィアの貫禄見せた所だけが評価できるか…それ以上何も求めてはいけない作品。
甘崎庵

**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。

これ以降の文章には映画の内容に関する重要な情報が書かれています。
まだ映画を見ていない人がみると映画の面白さを損なうことがありますのでご注意下さい。







 かつて『ゴッド・ファーザー』(1972)で魅力たっぷりなマフィアのドン、ヴィトーを演じたブランドが、まるでセルフパロディのような役を演じる作品。しかし、プライドの高いブランドがよくこんなの引き受けたもんだ。

 確かに『ゴッド・ファーザー』を知っていればセルフパロディとして温かい目で見られる部分はあるんだけど、映画単体としては悲しくなるほど出来が悪い。結局主人公のブロデリック演じるクラークは翻弄される一方で終わってしまう。ラストまで観ると分かるが、結局彼は最後までだしに使われただけ。最後のオチもあれだけの美食家を集めておいて、あんな単純にだませるとした時点で駄目。ブランド演じるサバティーニ自身が殆ど動かない…悪いところだらけ。

(評価:★2)

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このコメントを気に入った人達 (1 人)ダリア[*]

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