[コメント] 恋極道(1997/日)
埋もれてしまった作品。
人は人を求めずにはいられないんでしょーね。哀れだ。
普通に愛しつつも、どこか娘の不在を女で埋めようとする男。(要はロリコンってやつ。) 愛されることでしか存在意義を確認できない女。(愛されてるっていう実感をいつも感じてればいい。。待ってるだけ?) 要は、対等な男女関係ではない。どこか親子のような、普通じゃない愛が育まれていく。
主人公のどうしようもない男を奥田瑛二が絶妙に演じている。素か?と思ってしまうほど。(そういえば、『少女』と『恋極道』は似てる。これが終わった後、奥田さんは脚本の成島さんに 『少女』で書いてくれるようにお願いしたそう。う〜ん。。この映画だけじゃ満足できなかったのかな?w) 対するヒロインの夏生ゆうなも良い。 あまり積極的に話さず=セリフが少ないという印象で(奥田さんが目立ちまくってて)、全編通じてお人形さんみたいにちょこんと居る感じなんだけど、それが可愛い。 「神様がくれた最後の天使」と男が思うのもよくわかる。それ位可愛らしい。守ってあげたいような、愛してあげたいような、そんな感じ。同性から見ても可愛い〜と思いました。 主役二人のキャスティングは成功してると思います。 脇の人たちも、大変良い。松岡俊介 は自然〜な感じでちょっと感動したし、原田芳雄さんやオール巨人も良かったけど、笑えたのが南方英二。ここだけコメディ!?!?
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