コメンテータ
ランキング
HELP

[コメント] マン・オン・ザ・ムーン(1999/米)

観客の演技がいいなぁ。面白いとき、つまらいとき、彼等がちゃんとそういう表情をしてるから(当たり前のことだけど)この映画には味があるし、「生」っぽい。フィリピンから暖かい世界へ→
コルト

**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。

これ以降の文章には映画の内容に関する重要な情報が書かれています。
まだ映画を見ていない人がみると映画の面白さを損なうことがありますのでご注意下さい。







今までの報いを受けるかのように騙されてしまったアンディ。最後の絶望の笑顔。でも葬式VTRの暖かい笑顔は何?すがりついた希望に見放されたのに、何で「ありがとう、暖かい世界を」なんて言えるの?映画では何も描かれていないが、その間にあったのは周りの人たちの愛なんだろう。リンの愛、ボブやジョージの愛、ジェリー、ヨガのおばさん、家族、ABCの偉い人、カーネギーホールでアンディを愛した人たち、そしてたぶん、トニー・クリフトンの愛も。だから彼は暖かい世界に行けたんだろう。

以上、ただの想像。

この葬式のシーンになるといつも泣いてしまう。人間の素晴らしさ。そしてあのVTRに費やした、死ぬまでの素敵な猶予期間。ホンットに大好きだよこの映画。ミロス・フォアマン大好きだ!ジムコートニーも大好きだ!人間が愛しいよ、マジに。

ハーゲンダッツ買ってこようかな?

(評価:★5)

投票

このコメントを気に入った人達 (0 人)投票はまだありません

コメンテータ(コメントを公開している登録ユーザ)は他の人のコメントに投票ができます。なお、自分のものには投票できません。