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[コメント] 男のゲーム(1988/チェコスロバキア)

これが戦闘的シュルレアリスムなのか。だんだん飽きてくるけど。
ペペロンチーノ

**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。

これ以降の文章には映画の内容に関する重要な情報が書かれています。
まだ映画を見ていない人がみると映画の面白さを損なうことがありますのでご注意下さい。







ちょっと読み散らかした上っ面の知識で書きますが、チェコスロバキアの共産党支配が崩壊する1年前に製作された作品のようです。 民主化運動の高まりと、それを弾圧・検挙する体制側との攻防が激しい時期だったのではないかと。

要するにこの作品、その風刺だと思うんです。 戦闘的シュルレアリストを自称するヤン・シュヴァンクマイエル。ただのブラックユーモアのはずがない。

でも結局ドローなんですよ。 彼はもう嫌になっていたんじゃないかな。体制派も反体制派も。 実際、同年に『アリス』製作を海外でしてるし。

(16.09.25 ユジク阿佐ヶ谷にて鑑賞)

(評価:★3)

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