[コメント] イノセント(1975/伊)
ジャンニーニが被っていたストレスを見誤らせる方策が結末の唐突さを導出している。あの顔芸がテストステロン分泌の単なる記号だと思い込まされてしまうのだ。
しかし、内面開示は拒まれていて、受け手が観察しているつもりであったそれは眩惑だった。この齟齬が男の顔にヒューモアを見立てさせようとする。使用人の挙動が克明なのもジャンニーニのロボ性と関連があるように思う。
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