「愛」について語ろうだなんて…．でもこの映画ってば，その臭いテーマを見事に料理してる．しかも役者が豪華でかなりのお得感．これ一つで４〜５本の感動作をまとめて観るのに値しますね．

ただ，こういうテーマの場合，必ずと言っていいほど対になって現れるのが「死」ですよね．『愛と死』．そろそろウディ・アレン的な二元論から脱却して欲しい気がするんです．とりあえず，数あるエピソードの中から前向きな部分をくみ取っていきましょう．

ちなみにこの映画は『マグノリア』よりも左脳寄りかな．まあ，あっちは奇抜さ，おしゃれ度合いで勝負してるから基本的に比較のしようがないんだけれど．