[コメント] M:I−2(2000/米)
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1よりもロマンス色を少し前に押し出したカンジ。 あとはそんなに違わないノリ。カメラ回しと演出の違いが別物に見せる要因となっているかも。 ジョン・ウー節、ジョン・ウー節と言うが、ハリウッド本格的に進出してまだ5〜6本くらいの作品(本国を含めれば15本前後になるが)で節を期待されても困ると思う。 自分の美学だけを押し通すのもアーティストかもしれないが、様々な要素を融合させるのも監督の仕事だろう。 そういう点では、中身はともかく、キャスト・スタッフが監督の意向を汲んで取り組んだ勢いのようなものが伺える。 だから、お話が大してなくても(いや、深いところを探せば二番手の嫉妬とか、極限状態の愛だとか色々示唆しているところはあるんだが)それなりに楽しめるのだと思う。 比較した批評であるならば、他のアクション映画との比較が適当。 この映画はさまざまなチャレンジに溢れている。 正直、最後の方でバイクから飛び上がるところなんざ手を叩いて笑ってしまったが、そこを「何で飛ぶの?」と思って冷めてしまうようでは、この映画に対してどうこう言うべきではない。 「このテープは5秒後に消滅する」という大もとのテレビストーリーからして「ミッション・インポッシブルは(現実では)インポッシブル」と言っているようなものだ。そこに既成概念を押し当ててはいけない。
って、だらだら書いたけど、個人的には「ふーん」てカンジ。 あんまりロマンスシーン好きではない(というか邪魔に感じる)ので。
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