[コメント] 未知への飛行(1964/米)
もっと劇として面白くするか、それともこれでよかったのか? ・・・判断に難しいよねえ。
**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。
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一旦始まった暴走を止めようとする人間たちの手を次々すりぬけていく。子供相手のスポーツの試合で、何点か奪われても最初のうちは余裕だったのが、だんだん相手の攻撃の歯止めがかからなくなる。とっくに本気モードになっているのに、だれにも防げない。だんだん嫌な汗が噴出してきて、最後はもう泣き顔。そんな感じか。
「異常事態は日常をなんら保証しない」ということを強調するのなら、前半で主たる面々の日常生活の断片をもっと平穏なものに描写したほうが劇的な効果はあったような気がするが、本作は始めっから、どの場面も不安の予兆をたたえてしまっている。
劇的ではないかも知れないが、その、映画が始まるといきなり妙な緊張感が漂う、というスタイルがこの作品の独自性であることは間違いない。あとは好き好きかな・・・?
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