[コメント] サルサ!(2000/仏=スペイン)
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ラテンミュージックの虜になった青年の青春ラテンミュージック映画。音楽の使い方が非常に優れていてタイミングが非情に良い。また音楽自体もノリがあるので非情に楽しませられる。ストーリーも特にチューチョとレティーシアの40年ぶりに再会するシーンはロマンチックで非情に感動させられる。またレミがキューバ人に成りすまそうとモンゴになるのも演出面で考えれば良かった。また所々のコメディシーンも面白い。バンサン・ルクールとクリスティアンヌ・グウのラブシーンはセクシーながらしつこさがなく非情に見やすい。ストーリーは違うが展開的には『ダンス・ウィズ・ミー』と似ている。しかしこっちの方が音楽の使い方やストーリー面では優れている。バンサン・ルクールの変身した時のモンゴの時の方がカッコいい。演技面でも非情に頑張っている。キャラ設定もストーリーが良い出来な分丁寧で陽気なゴヤやレティーシアの息子など非情に印象的である。音楽が陽気で楽しめるし愉快なノリだがその裏でモンゴとナタリーの掛け合いは非情にドラマチックである。出来うればダンスシーン位は撮影の切り換えにこだわらずに普通にダンスシーンだけ映してほしかったところ陽気な音楽ならダンスも陽気なのだからダンス自体をとらなきゃ良さが伝わらないのにダンスシーンではやたらに出演者の顔を移すことが多いのでダンスの楽しさが伝わらない。そこらへんはダンスの撮り方が非情に優れていた『ダンス・ウィズ・ミー』を見習ってほしいところ。しかしダンスシーンの撮り方の下手さを差し引いても音楽の使い方やストーリーのロマンチック度で非情に楽しませられる映画。音楽の使い方が見事なのでミュージカル映画好きにはオススメ。
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