[コメント] ハピネス(1998/米)
僕らはみんな生きている 生きているからかなしいんだ
**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。
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これ以降の文章には映画の内容に関する重要な情報が書かれています。
まだ映画を見ていない人がみると映画の面白さを損なうことがありますのでご注意下さい。
グラス半分に注がれた水を見て、「半分ある」じゃなく「半分ない」と言う人たちの話。
Happinessって何か。
「半分ある」と思える人たちは、それを水の部分、つまり現実の中に見出だすことができるのだろう。
「半分ない」側の人たちは、それをカラの部分に見出そうとする。でも、カラはいつまでたってもカラ。そこはしょせん幻想にすぎない。
でも、幻想って楽しいですよね。幸せですよね。現実じゃないから。だから、ついついそっちに探しに行っちゃうんだよな。それが幻想だと気付いててもね。
この人たちが、いつか「I came!!!」と言える日が来るのを願ってます。
そんな僕は、最後の少年の表情に救いと幸福を感じてしまった、「半分ある」と言えるようになりたい「半分ない」側のダメな人間です。
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僕らはみんな生きている 生きているからうれしいんだ
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