[コメント] クラム(1994/米)
崩れた肉体から知性が漏れ出るのではなく、強い性欲による管制であり汎化である。人々はマンガのような予測通りの行動しかできなくなり、アングラ思念体の鳥観図が俯瞰される。
その曼荼羅では思念の統制を受け付けない体格だけが思い思いに崩れている。汎化から逃れ個体に戻るために、男は肉と脂の海に埋もれようとする。腐った肉の質感に感応し原初に還った知性は犯罪ネタに走り緩急をつける。
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