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[コメント] ダンサー・イン・ザ・ダーク(2000/英=独=米=オランダ=デンマーク)

自分のミュージカルの定義で考えると歌も踊りもこの点数。申し訳ない。
ピロちゃんきゅ〜

新しいミュージカル映画を創る!その意気込みは買う。ので+1点です。でも内容が、重くて重くて…。アメリカンロックが好きで好きでって時に「これは新しいロックだぜ!魂の叫びを聞け!」って言われて早川義男のジャックスを聞いてしまったようなショックだった(すごい極論ですが)。U2ぐらいヌルければねぇ、よかったのに。と、いいながら重いテーマのミュージカルでいったら『屋根の上のバイオリン弾き』なんかも負けてない(死にゃしないが…)けど、あれは俺的にベストミュージカル。この2つのミュージカルの違いは何だろう?単にセルマの行動・思考が受け付けられんからか?ユダヤには俺が甘いって事か?左よりには反発するからか?ビバ、アメリカだからか?あまりにトポルの歌が爽快だからか?何だベ、全部かな。ともかく、色んな要素を含みつつ、ストーリー的にも音楽的にも「前向き」に見たい映画ではなかった。第一、借りてくる時ですら、「俺は本当にこれを見るのか?」と何度も自問自答して、やっぱり見ずに返そうと何度思ったことか…。「見なきゃ何にも言えんから」と思い直して、結局見たのだが、う〜ん。結果、見なきゃよかった。見なきゃよかったなぁ、と俺ごときに思われる映画ってほんとに可哀相。今話題の『アルマゲドン』もそうです(火に油をそそぐ私)。

気を取り直して、ビョーク、その圧倒的な存在感は90年代を代表する歌い手として挙げても十分なほどだとは思うが、なぜか自分の心には響いてこないのだ。理由はうますぎるから、かもしれないし、メロとリズムが好きじゃないから、かもしれない。もしかしたら、精神的な部分のメッセージ性かもしれない。だから嫌いじゃないけど、聞きもしないのだ。深入りしたくない存在。

なんか…、ダメダシばっかで申し訳ない。

一息意気いれるつもりで「からっぽの世界」でも…

  静かだなぁ〜何にもない〜…僕…星になっちゃった〜

どよ〜ん

(評価:★2)

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このコメントを気に入った人達 (1 人)天河屋[*]

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