[コメント] ダンサー・イン・ザ・ダーク(2000/英=独=米=オランダ=デンマーク)
『カトリーヌ・ドヌーヴ』が画面を横切るたびに涙しました。
しかし、何ですか、きっつい映画ですねえ。後半はもうまともに見ていられませんでした。
カメラの動きが非常なくらい粗雑なのに、画面から目を離せない。しかもミュージカル映画でもあり、主人公の盲目も考慮すると、映画は心で見るものであることをこの映画は伝えようとしています。
ドヌーブほど、今、プロ意識の強い女優は世界に多くありません。彼女はスクリーンでしか自ずからを表現することがない。そういう女優なのです。私生活や記者会見などでもプライドの高いところをみせつけます。しかしひとたびスクリーンにその姿を現せば、その演技の質たるや見るものを圧倒します。そういう女優なんですね。
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