[コメント] 天井桟敷の人々(1945/仏)
ほとんどシーンになんらかの形で音楽が流れ、舞台で、桟敷で、パリの街で生命溢れる人々をカメラは捕らえつづける。メインの通俗的な恋愛劇の周りに浮かび上がる人間達にこそ主役であり→
**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。
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それこそが一つの舞台になっていると、ラストに登場人物により明かにされた時には、自分の認知のフレームを超えた一種のセンス・オブ・ワンダーすら感じたのである。これぞ舞台的な異化演出と言わずなんと言おうか。このまま、10時間でもスクリーンの前にいたいと思わせた作品。
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