[コメント] 男たちの挽歌 II(1987/香港)
映画を見終った人むけのレビューです。
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まだ映画を見ていない人がみると映画の面白さを損なうことがありますのでご注意下さい。
階段を後ろ向きで滑り降りながら撃ちまくるチョウ・ユンファはまるで『エクソシスト』・・・なわきゃない!
全編男、男、男!あの娘(序盤で死ぬ)とキットの恋が芽生えるかと思ったらあっさり死ぬ。まぁこれはいいとして
死んだはずの男が「双子」と称して生き返る。いいのか?いくらなんでもダメだろ。
ドラマ部分も自分的にまだ『狼 男たちの挽歌・最終章』の方が好き。『狼〜』には恋愛と友情があって、そこのすれ違いの切なさがあって、熱さ、切なさが交錯して、そこに派手で、無駄に多くて、カッコ良すぎる銃撃戦の連発だった。
近作は徹底して友情とか兄弟愛だとか、いつも通り、ジョン・ウーの十八番だが・・どこか・・・。
アクションはカッコイイ。確かにかっこいい。しかしラストの家へ逆襲に行くシーンは、次々に倒れていく敵はゾンビみたいな死に方で廊下一面に死体が倒れているシーンは、かっこよさが見えてこない。
主人公達が撃たれても撃たれても、余裕で軽々撃ちまくり、至近距離の銃撃、日本刀、オノやら、色々あり。
中盤までカッコイイアクションに酔いかけていて、クライマックス。。。ついに逆襲だ!家に襲撃・・・。
チョウ・ユンファのボロボロコート。階段から上ってきて、顔が少しずつ見えてきて、ショットガンを連射するチョウ・ユンファ。日本刀を投げるチョウ・ユンファ。手榴弾を自分で投げて「火薬の量間違ってるよ」と突っ込むチョウ・ユンファ。あの片腕みたな男と至近距離の撃ちあいをするチョウ・ユンファ!
チョウ・ユンファぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!
なんだけど、敵が弱すぎる。ばったばったショットガンやイングラムでバタバタ倒れていく。
「一人殺したものには1000万ドルだ!」とか言って、アホな奴らが大勢でドアから出た瞬間イングラムで掃射される・・・。
なぜだ?なぜここまで弱い?弱すぎる・・・。
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