劇場では門前払いを食らう11歳の娘が、クラスの男子がおもしろかったと言っていたのをきっかけに見たいと言い出し、絶対見る気のなかった私もつき合った格好でした。

心に負ったさまざまな生傷の治癒に苦労しながらも、人を殺らずに済んでいる子供（大人も）たちへの、ちょっとした陣中見舞いだったかもしれませんね。「ガンバレ」って嫌な言葉だけど。

前田亜季ちゃんの可憐さと、前田愛ちゃんの贅沢過ぎる声だけの出演（しかもムカツキ女）と、前田シスターズの活躍が、ちょっとした語り種という気がしました。