コメンテータ
ランキング
HELP

[コメント] ペイ・フォワード 可能の王国(2000/米)

あのぉ、お父さんは・・・。日米社会比較、D.C.united→
マグダラの阿闍世王

**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。

これ以降の文章には映画の内容に関する重要な情報が書かれています。
まだ映画を見ていない人がみると映画の面白さを損なうことがありますのでご注意下さい。







善意のペイ・フォワードのリストに父:シドニーは含まれず。せっかくやり直そうとしてたのに、トレバー(オスメント)が無視するんだから。これは父から受けたヤな思いを無視という消極的な悪意でペイ・フォワードしたことになるんじゃないかしら。

子は親を選べない。って言うけど、選んじゃいました。

あの不良少年たち。親からの悪の連鎖があるんじゃないかしら。良い親と悪い親があって、ちょうどいい親ってのがむずかしい。

善意vs悪意のペイ・フォワード合戦は、この世に限りある愛のある限り。

やっぱりアメリカはチャリティー精神がある。また、善行に対しては賞賛を惜しまない。

日本はチャリティーの前に、まず、貧しい人が出ないように横並びの社会をつくる。善行は横並びの人がやったら、スタンドプレイに見られる。

しかし、ラストは悲惨。ストーリーが強要していたんだねぇ。泣けませんでした。

トレバーの部屋のドアに貼ってあったステッカー。メジャーリーグサッカーのチーム:D.C.uited(本拠地ワシントンD.C.)ですね!アメリカ旅行のとき、サッカーの試合観てきたんです!

私が子どもの頃、あるおじいさんが「小さな親切の会」の会員だったのを思い出しました。今もその会はあるんだろうか。

(評価:★3)

投票

このコメントを気に入った人達 (0 人)投票はまだありません

コメンテータ(コメントを公開している登録ユーザ)は他の人のコメントに投票ができます。なお、自分のものには投票できません。