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[コメント] アタラント号(1934/仏)

カットされていたと思しきセリフのないシーンが実に詩的で美しく、思わず身を乗り出してしまう。子どもの頃の迷子になった時のキュンとした気持ちを思い出した。
muffler&silencer[消音装置]

**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。

これ以降の文章には映画の内容に関する重要な情報が書かれています。
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迷子って、言わば「自発的にやるもの」じゃないですか(笑)。だから、不安でドキドキしながらも、冒険心がくすぐられてワクワクしちゃうんですよね。オイラ、常習犯でしたから、よくわかります(爆)。

別に物語で新妻がはぐれちゃうから、ってだけで、その時の気持ちを連想したワケではないです。

とにもかくにも、あのじーさんを筆頭に、登場人物4人皆、実際一緒にいたら、ちょいイライラして怒鳴ってしまいそうだけど、どこか憎めない、もう許しちゃおう、こっちおいでベロベロ嘗めちゃうみたく、コケティッシュな魅力爆発ですね、ウン。

余談:

迷子の涙って、不安で泣いてるんじゃなくって、シグナルなんですよね。「オイラは迷子だぜ〜もう疲れたから、誰か助けてけろ」って(笑)。

〔★4.5〕

(評価:★4)

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