[コメント] ロシアン・エレジー(1993/露)
いままさに死に向かいつつあるその人の現実と、セピア色に焼きつけられたフィルムと記憶の古層。死にゆく者の回想は架空の歴史かも知れない。しかしそれは、遠く近く聞こえる生活音のリズムを媒介として、他ならぬその人の正史として昇華される。
(crossage)
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