[コメント] 三つ数えろ(1946/米)
展開が早すぎて、息つく暇もなく窒息しそうだ。そこがまた、マーロウの魅力なのだろう。040306
作品自体、非のつけどころのない作品になっている。 やや時代が新しいサスペンスだとヒッチ・コックがあるが、 どうも私は、ヒッチ・コックだとテンポがかったるくて飽きてくるのだが、 こちらは、トントンと進むわ、字幕は早いわで、 私の方が置いて行かれそうなほどのテンポの良さ。 そして、作中でも「チビ」扱いされてて、どことなく顔が大きいのか、 バランスの悪いボガードも、ハードボイルドで無茶苦茶カッコ良く描かれている。 何より、女に優しい。 「強くなければ生きていけない 優しくなければ生きる資格がない」 なんて、出典もよくわからないが「マーロウの名ぜりふ」として一人歩きする言葉、 これがホント、よく似合ってる。 女優人もやたら美形が多いのも、目の保養に良いか。
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