だって“サイコ野郎”がやられておしまいなんだから。理由も何もあったもんじゃない。（その点で『セブン』は優れていたと思うのだけど）　ラスト１０分は僕の中では既にエンド・ロールに突入しています。

「一体この事件はなんなんだ！？よーわからんが怖ぇ。謎だぁ。」と思えたらそれで大満足。その過程を楽しみたい。またブリュノ・クーレの音楽がとても優れていて、雰囲気を盛り上げまくっていました。

最近サイコ・スリラーものって腐るほど出てるけど、やっぱお金かけて一流のスタッフで撮っただけあって、そこいらの凡作は軽く蹴散らす出来になってると思いました。

あえて文句を言えば、２つの事件が交わるのが少し早すぎたかなとは思うが…。