[コメント] ミート・ザ・ペアレンツ(2000/米)
とにかくベン・スティラー丸出しの良作!上手すぎです。おもしろいし、とてもハートフルな作品です。デ・ニーロは最高のスパイスといった感じ。エンディングまでのくだりは観ている側の心境を最大限に高ぶらせて・・あのラスト!・・同じ境遇の男性は見るべし?笑
追記:3度目の鑑賞を終えたので(笑)記念に何か書いておこうと思います(^^;なんと言うか、この映画には思い入れがありますね。ベンの虜になるキッカケとなった映画。『メリーに首ったけ』で彼の存在を知って「すげー!おもしろい!」と思ってこの作品を観たら・・・撃沈です。
なんといっても最大の特徴はジェイ・ローチ色の濃い映画だということ。『オースティンパワーズ』(以下・AP)シリーズを見ているとわかるんですが、彼の作品(お笑い)のセンスがふんだんに盛り込まれているんですよね。もちろん、APにはマイク・マイヤーズという最強のモジョ使い(笑)が先頭に立って製作していますが、改めて2つの作品を見比べてみるとジェイ・ローチのセンスに気がつくはず。彼の映画で自分が評価している点は「間」です。独特の間。ストレートな体当たりギャグではなく、何でも遠まわしなんですよ。後から後から笑いが込み上げてくる感じでしょうか。APはハッキリ言ってマイヤーズ流体当たりギャグが満載なんですけど、見てみれば、このミート・ザ・ペアレンツと共通するセンスが必ず見受けることができるはず。例えばAPの「イーブルと息子スコット」の言い回しなんかが近いと思う(んだけどなぁ笑)
そんなわけで続編には期待「大」にしておきます。ちなみに、デトロイトにあるフォッカー家の両親に会いに行くという話らしいです。キャストやら細かいことは決定しつつあったみたいですが、昨年末(2002年)に一度白紙になって全てが未定になってしまったようなので少し心配なような気も・・。
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