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[コメント] リトル・ダンサー(2000/英)

英国映画はハリウッド映画に比べると物語の盛り上がりに欠けがちですが、これは盛り上がれる。わかりやすい。面白い。気分爽快!
まつまき

**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。

これ以降の文章には映画の内容に関する重要な情報が書かれています。
まだ映画を見ていない人がみると映画の面白さを損なうことがありますのでご注意下さい。







田舎のワーキングクラスのサエない男の子。そんな男の子が偶然にも出会ったのはバレエ…。彼は決してバレエが踊りたかったわけじゃなく、踊れれば何でもよかったのだと思う。そんなビリー君の「踊りてぇぇぇ!」という心の叫びが、観ているほうにも伝わってきて、もんもんとした日常に喝を入れてくれます。なんだか勇気が出ます。

ビリーや彼の家族、バレエの先生などのキャラクターもさることながら、ことの他気に入ってしまったのはクラスメイトのマイケル君。そしてビリーとマイケルの友情。彼がゲイであることビリーに告白するシーンが非常に印象的でした。25歳になったふたりは、舞台の上で、そして観客席でお互いの人生を堂々と生きている。紋切り型なラストですが、それがかえって素直に心に響きます。

この映画に込められたメッセージは「自分を信じろ!」ということなんだと思います。ちったあ信じてみないとね。

(評価:★5)

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