リドリー・スコット　アンソニー・ホプキンス　ジュリアン・ムーア　ゲイリー・オールドマン みんな頑張っていた。でも他人から認めてもらうってのはなかなか難しいもんだ。

なぜだかかつてのレクターの被害者の復讐劇として物語は始まる。 それはふらっと現れて、コチラの問いかけも無視に当然のごとくそのばに居座りつづける。(鈍い私は前作から記憶をたぐり寄せて見当をつけようとしたが叶うわけもなく、ただ置いてきぼりを食らった。) けっこうに時間を割いてソレをやり続けたがなんだか中途半端に描かれていて、まったくどうでもいい具合に片付けられた。(痛いだけでまったくあっけないモンだった。)

んで、結末はクラリスとレクターの愛情のやり取りで終わる。 個人的にあのレクターの屈折つーか交錯(？)した愛情っぷりはかなり好きだからそのへんはよかったんだけど、上手く丸め込まれた気がして「なんだったんだろう」と考えずにはいられんかった。

結局、どっちなんだよ？つーかんじ。 「レクターがいろんな意味でものすっごい奴で、これまたモノすっごくクラリスのことが好きなのがわかった。」つー何とも品のない感想が私にはただ漠然と残った。これは特に私は何かを期待してたって訳じゃなかったせいだろうか？(また、我ながらそんな感想しかいえない自分が悲しくなる。)

ところでレクターはあの最後で喰ってる弁当はいったいいつ作ったのだろうか？(コーヒー入れるとか言って弁当作ってたのかよ！)

レクターは今度はどこに行ったんだか・・・・。 私の希望だと日本に来て欲しいと思う。 奴のことだから実は切った腕ちゃんとを冷凍保存していて、ブラック・ジャックに手術してもとどおりにしてもらうとかさ。 なぜだか「夢の共演」って感じで、