[コメント] 格子なき牢獄(1938/仏)
この映画のテーマは2つある。今(2018年)鑑賞しても、古さを感じさせない。
**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。
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これ以降の文章には映画の内容に関する重要な情報が書かれています。
まだ映画を見ていない人がみると映画の面白さを損なうことがありますのでご注意下さい。
テーマの1つは物語そのもので、女子少年院の矯正教育の在り方を問う。
現在世の中は複雑になり、その影響を受けて育つ少年たちは一筋縄ではいかなくなっているが、矯正教育の基本はこの映画の通りだと思う。
もう1つは、女性の仕事についてだ。
許婚者の男は外国へ転勤が決まる。彼女は悩み、ついには仕事をあきらめ、男について行こうとするのだ。
これも今日的なテーマだ。ちなみに全世界男女平等ランキング2017年で114位の日本では、私の周りを見ても、こんな女性は多い。
映画のあらすじはここでは触れないが、その後色々あり、ラストに至って決心した彼女の顔の輝きが、全く素晴しい。それに5点。
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