[コメント] 青空娘(1957/日)
冒頭3人の女子高生がセーラー服姿。背景は大海原。崖の上でわちゃわちゃしている。そのセーラー服には胸あてがない。3人は昔の女優言葉「よくってよ」。しかも若尾文子がどれだかわからない。大興奮だ。
このとき若尾文子24歳。前歯がすきっ歯。これがなんだか庶民的。1957年私8歳小学校3年生。道行く車の部分を見て、その車種を当てる遊ぶに熱中していた。ダッジ、とかシボレーとか、ニッサンとかヒルマンとか。画面に映る東京が懐かしい。若尾文子のお母さんが住んでいるところは日暮里から常磐線で少し行ったあたりじゃないかい。東中野の入り口が写ったりする。
原作獅子文六、サラーリーマン新聞小説なんて書いていたと思う。ずっとこの手の話は大嫌いだった。でも改めてみると、まあいいじゃないか、と思える。最後がちょっとびっくりだったがあっけらかんとしてそんなもんかい、とも思う。youtubeのイタリア字幕で見たが、画面もキレイで拾いものだった。
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