[コメント] プルーフ・オブ・ライフ(2000/米)
山の裾野一面、まっ平らに広がる町の風景を美しいと見るか、
貧困の底だと見るかは見る人によって全く違うのだな。
**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。
映画を見終った人むけのレビューです。
これ以降の文章には映画の内容に関する重要な情報が書かれています。
まだ映画を見ていない人がみると映画の面白さを損なうことがありますのでご注意下さい。
ホントに破綻寸前企業の社員?と疑いたくなるようなゴージャスな山の手生活と 貧困から誘拐、麻薬なんでもありの反政府組織が対照的に描かれるこの作品。 前半の身代金交渉のダルさに2点は必至だと思ったが、 後半(といっても30分弱だが)救出劇の面白さに点数アップ。
特に戦闘シーンは仲間との緊密な連絡と各隊員の武器の使い分けがリアル。 視認性のよい場所に装填数の多いマシンガン(M249)で援護してもらいつつ、 機動性のよいアサルトライフル(M16)で潜入。できるだけ音を出さずナイフだけで仕留める隠密行動の緊張感。 結局はお約束の銃撃戦になってしまうが、連携プレーによる複数視点の面白さは一人称の『ランボー』や『コマンドー』では味わえない。 イタリア人捕虜の救出時にドアを開けてフラッシュ・バン(爆発音と閃光で相手を失神させる非致死性の武器) を投げ入れる念の入れようにも感心した。 クレイモアも仕掛けていたがさっさと逃げた方がいいような気もした。足止め?
実は最近、戦争ゲームにはまってて兵器の名前や性能を覚えたのでこういった映画を以前より楽しめるようになった。 ハリウッドのアクション映画では必ずといっていいほど兵器が出てくるので覚えておいて損はないと思う。
ちなみにラッセル・クロウの目がやられたのは手榴弾の爆煙が目に入ったもので、水で洗うことで回復したようだ。
(評価:
)投票
このコメントを気に入った人達 (0 人) | 投票はまだありません |
コメンテータ(コメントを公開している登録ユーザ)は他の人のコメントに投票ができます。なお、自分のものには投票できません。