[コメント] 喜劇とんかつ一代(1963/日)
「とんかつが食えなくなったら死んでしまいたい〜♪」のフレーズが頭から離れません。そして、とんかつが無性に食べたくなってくる作品でした。
**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。
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とんかつ屋を舞台の中心とした人情喜劇ですが、脂に滲んだベタベタさは無く、カラッとした仕上がりになっています。もっと劇的な演出にもできそうなところを、一歩引いた視点で撮っているところが川島雄三監督ならではなのかなと感じました。 カメラワークも凝っていました。
あと、冒頭に豚供養のシーンを持ってくるなど、私達が美味しいとんかつを食べられるのも豚の生命の犠牲があってこそであるということも、笑いの中で描いているのも興味深かったです。
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